■足の臭いの原因は「汗」「角質」「靴」の3点■
汗腺の集中している足の裏は、足の甲の3倍、背中や胸の5〜10倍の汗腺があり、比較的汗を多くかく場所です。
量にしてみると、1日コップ約1杯分の汗をかくと言われています。
足にかいた汗を放置しておくと臭いを発し始めます。
それは皮膚常在菌によって分解され「臭いの原因」脂肪酸となるからです。
足の裏は体の中で一番角質層が厚いので、表皮細胞が代謝や摩擦ではがれ、大量のアカとなります。
常在菌はアカを栄養にどんどん繁殖していき、皮脂腺からの分泌物と混ざり更に臭いを強くさせます。
足は日ごろ靴や靴下で長時間おおわれているので、足の温度は高く、かいた汗も蒸発できずこもりっ放しとなります。
これでは常在菌のための環境といっても過言ではないのです。
さらに、蒸れた角質層ははがれやすくなるため、細菌の栄養素を吸収するのに一役買うことになります。
足は「臭いの悪循環」を生み出すのに最良の場所なのです。
解決策の第一歩は、足や爪を清潔にすることです。
もしも、水虫などの皮膚病があるのなら、治療することが先決です。
■足の多汗はストレスによる「精神的発汗」が原因■水虫というわけでもなく、足も常に清潔にしているのに「足が臭ってしまう…」と悩んでいる方もいます。
このような方は、ストレス性の精神的発汗によって足の臭いを強くしているのかもしれないのです。
家でくつろいでいる時には、足はまったく臭わない、だけど職場にいると臭いが強くなってしまう…これは仕事環境からストレスを受け、精神性発汗が原因と考えられます。
このような方は、「足の臭いがまわりの人たちに不快感を与えているのでは…」とストレスになりさらに発汗され、悪循環に陥ります。
つまり、相手が気分を害していないか気にかけて(ストレス)、さらに「臭い」を強めてしまう、心のやさしい人なのです。
わきがの治療法はありますが、足の多汗を完全に治す治療法は今のところ無いのです。
精神的負担を軽くする心理的な治療方法の方が、今のところ有効といえます。
■足の臭いに関する疑問■
・オジサンの足が臭いといわれますが、オジサンだけでなく男性すべての人に言えます。
それは、女性に比べ足の角質層が厚く、皮脂(菌の栄養分)も多くあるからなのです。
夏場など女性のようにサンダルやミュールなど通気性の良いものではなく、1年を通して足全体を覆うような靴を履いていることも足が臭う原因のひとつと考えられているのです。
・「足が臭い=わきが」ではありません。
わきがの原因となるのは、アポクリン腺から出る「臭い」のある汗です。
足の裏にはアポクリン腺がありませんので、基本的には「臭いの無い」汗となります。
汗腺が違うことからわきがと足の臭いは別物ということになります。
・足の臭いは病気?と気にされる方がいます。
臭いの強さは人それぞれ差がありますが、誰の足でも多少は臭いがあります。
水虫などの病気をお持ちでなければ、気にすることはなく、足や爪などを出来るだけ清潔に保ち、できれば通気性の良い靴を履くことを試してみると臭いの強さが違ってきます。
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