■「おやじ臭」は本当にあるのか?■
先ほども述べたように加齢臭に男女の差はないのですが、「おやじ臭」という言葉は、中年男性特有の臭いを明らかに指すものです。
おやじ臭とは、加齢臭・頭の臭い・口臭・汗臭さ・足の臭い・たばこ臭いなどの一人ひとりの臭いと、会社や家庭などの生活環境の臭いが混ざって、さらに臭いを複雑にします。
中年女性は、活性酸素の作られる量が少なく、加齢臭の元であるノネナールは男性よりも年を重ねてから増えてくるといわれています。
同年代の中年男女を比べると、男性の臭いが目立つのだろうと推測されます。
■「おやじ的態度」がおやじ臭を呼ぶ■
おやじ臭を嗅ぎ分けるのは、鼻だけではないのです。
若い人たちは、中年男性の言動により、「おやじ臭い」と嗅覚的に表現しているのかもしれないのです。
たとえば、駅や道端でたんを吐く・つまようじで音を立てて歯間掃除する・人前でもゲップやおならをする・おやじギャグで白けさせる・傘をゴルフクラブに見立てスウィングの練習(振り回す)などなど、目にするだけで「目にも耳にも臭い」と嫌われかねないのです。
「ちょい悪オヤジ」にはあまりイメージされないおやじ臭です。
つまり、臭い自体よりもその「おやじ的態度」がイメージとして臭いになり、「おやじ臭」と呼ばれているのかもしれないです。
■きにしすぎは臭いの元■
ここ数年、体臭で悩んでいる中年男性が医院・病院で相談することが増えています。
職場などでは女性従業員が増え、臭いに対する趣向などを無視できない程になっています。
見方を変えると、やっと中年男性がエチケットに目覚め始めたともいえるのです。
「臭い=不潔」という脅迫観念から臭いに対して敏感・神経質になり過ぎる方も出てくることもあります。
その上、仕事などのストレスが拍車をかけ、次々に悪循環が生まれてきます。
ちょっとした人とのトラブルも自分の体臭が原因なのでは…と落ち込んでしまうのです。
ちゃんと身だしなみに気をつけているのなら、自信を持つことが大切です。
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