■まずは、婦人科を受診して更年期のチェックを■
汗をかきすぎて服がぐしょぐしょに濡れてしまったり、仕事中でも外出先でも汗が噴出しっぱなしというような状態になってくると、食事や生活習慣などの見直しだけでは、とても対応しきれない状態になっているといえます。
汗をかくこと自体が大きなストレスとなって、寝不足・不眠などから体温調節が上手く行かなくなってきてそれが続くと、甲状腺ホルモンが下がってきます。
甲状腺ホルモンが下がってくると意欲が下がるなどの、周りからは気づきにくい症状につながることがあります。
生活に始業が出るような状態になっているとき、もしくはそれに近い状態になるときは、医院・病院へ受診をしてみます。
一般的に汗で悩んでいる場合に受診する科は、「形成外科」「ペインクリニック」などですが、女性の方で更年期かもしれない場合は、まずは婦人科へ受診をすることをおすすめします。
■婦人科の治療で多汗が改善されることも■
先ほどから申し上げるように、更年期の汗は、ほてり・のぼせ・冷えなどの症状が出てくることが多くあります。
ですが、人それぞれの症状症例ということで一概に「更年期はこういうものです」とは言えないのです。
婦人科を受診して、ホルモンの状態を調べる検査を受けると、ほてり・のぼせ・冷えなどが更年期による症状なのか、または違う物が原因なのかがわかります。
女性ホルモンが少なくなっているかを調べるには、血液検査をして、血液の中のホルモン値を調べることでわかります。
この検査結果により、多汗などの症状が更年期によるアンバランスなホルモンが原因であれば、医師と十分相談しながらホルモン補充療法・漢方療法などの症状にあわせた治療を始めることが出来ます。
・ホルモン補充法
更年期により減ってきている女性ホルモンをホルモン剤を使うことで補っていく治療法です。
・漢方療法
体質や症状にあわせて漢方薬を処方してもらいます。
どちらかひとつを使うわけではなく、場合によっては2つの療法を使い治療していくこともあります。
使い方などの注意事項や、副作用についてしっかりと聞いてから納得をした上で治療を受けるようにしていきたいものです。
■精神性発汗の可能性があるときは、心理療法も■
更年期と診断されて治療を続けているのに、汗も臭いも改善されない、そういう方もいると思います。
更年期症状での汗や臭いではなく、精神性発汗という可能性も高くあります。
治療法としては、精神安定剤や自立神経中枢調整剤などで症状を抑えるようなものです。
もちろん婦人科でも処方してもらえます。
薬物用法のほかに心理用法なども効果的だろうという場合は、精神科・カウンセラーなどの専門医にも相談すると良いです。
**更年期に多いといわれる症状**
・記憶力・集中欲の低下
・疲れやすくなった
・頭痛や肩こりがひどい
・手足・腰などが冷えるようになった
・腰痛・関節痛がつらい
・ほてり・のぼせ・発汗(ホットフラッシュ)
・情緒不安定
・わけもなく落ち込む・不眠
・咳などで尿漏れ・頻尿
・体調がすぐれなくてイライラや興奮しやすい
・乾燥肌になった
・手足のこわばりや痺れ
・動悸・息切れ・めまい・吐き気
…などがよく言われています。
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