■呼吸法や着るもので調節を■
更年期の汗は、前触れなど無く突然所かまわず出てくるといえますが、常に気にしていたり必要以上にあわてたり恥ずかしがったりすると、汗の量も必要以上に増してしまいます。
う行ったりどっしり構えている方が良いです。
気持ちを落ち着けるには、鼻から吸って口からそっと長めに吐くような「腹式呼吸」をすると、自律神経のうちのひとつ交感神経の働きを和らげるので、症状をやわらげる効果があります。
■汗をかきやすくすることが一番の多汗予防■
更年期に限らず、汗をかきやすくなってしまったからといって、汗を止めることはせず、「良い汗」をたくさんかいた方が多汗予防にもなり、体にも良いのです。
運動・入浴・食事など、日常生活を一気に見直すのは難しいです。
できる範囲の小さなところから少しずつ、見直しをしていき改善していけるように実践する努力が必要です。
●入浴
入浴するときは、バスタブにお湯をはりゆっくりゆったりお湯につかるようにすると、血行を良くするので発汗を促しますし、コリなどにも効果があります。
更年期の多汗が盛んで悩んでいるのなら、お酢がおすすめです。
入浴剤代わりに醸造酢や黒酢などをおちょこ1〜3杯くらい入れてゆったりお湯につかります。
お酢の臭いが気になるなら、最後にシャワーを浴びると良いです。
ゆっくりお風呂に入る余裕がない場合は、肘までの両腕や足首かふくらはぎくらいまでを、熱めのお湯に10分〜15分くらいつかり、温めてみます。
最近では「足湯」などといい、テレビなどでよく紹介されています。
準備するのが面倒という方は、足湯グッズなどを試してみるのも良いと思います。
●運動
健康のためにとウォーキングやストレッチなどの有酸素運動を始められている方も多くいると思いますが、更年期症状の改善にも、有酸素運動がおすすめです。
特にストレッチは、自宅などあまり場所を選ぶことなくいつでも出来ます。
座りながらでも、簡単な手足の血行を良くするようなストレッチメニューを取り入れて、できる限り短い時間でも毎日続けるようにします。
●食べ物
生姜(しょうが)は汗をかきやすくする食品です。
お風呂上りに冷たい飲み物よりも、温かい生姜湯を飲むと効果も上がります。
汗をかきやすくなることで皮膚が乾燥しやすい環境となります。
乾燥対策も重要です。
乾燥対策に効果的なのは、ポリフェノールを含んだ食品、たとえば梅干や紅茶有名な物では赤ワインなどがあります。
汗をかく・暑いからといって、冷たいものばかり飲んだり食べたりするのは体にとって負担となります。
血行が悪くなると余計に汗をかきやすくさせてしまいますので、なるべく温かい物で水分補給をします。
どうしても冷たいものが欲しいというときは、冷たいものの後に温かい飲み物を一口でも飲む習慣をつけると、体にとっての負担が軽くなります。
■体臭予防には朝風呂よりも夜風呂を■
お風呂の入る時間は大体、朝入るタイプか夜入るタイプに大きく分かれると思います。
嫌な臭い、つまり体臭を気にするのなら、夜寝る前にお風呂に入る方が良いのです。
なぜかというと、「乳酸」に関係があります。
体を動かしていると体内に乳酸が増えてきます。
汗の成分の中にアンモニアが乳酸に比例して増えて臭いの元となります。
ゆっくりお湯につかると、血液循環が良くなるため乳酸が減っていきます。
そのため夜にお風呂に入ることで、嫌な臭いが少ない状態で寝ることができます。
朝にお風呂に入る場合は、体を休める間もなく家事や仕事を始めるため体を動かします。
すると乳酸をどんどん作ってしまうので、臭いが残ったまま新たな臭いを作って一日を送るようになるのです。
1週間に1回でも2回でも夜にゆっくりお風呂に入ってみることから始めることをおすすめします。
« 更年期に起こる多汗と臭い | トップページ | 更年期の多汗の治療法 »